学校概要

学校紹介
ミラノ・グローバル・ラーニング・アカデミーは、イタリア現地校や国際学校に通う日本人家庭の子女(幼児4歳児から高校生18歳まで)を対象とした在外教育施設です。子どもたちの将来のために、国語力をしっかり身につけさせたいという保護者の方々の要望から、有志によって2020年4月に創設されました。
2023年7月には、日本政府援助対象校(補習授業校)に指定されました。
幼稚部はプレスクールとして、小学部以上は、日本で使用されている教科書を用い、日本の学習指導要領に基づいた各学年の学習目標に準じるレベルを到達目標として、日本語・国語の基本・応用的な知識技能や思考判断力を身につけられるよう学んでいます。また、日本の季節の行事や日本文化に触れる機会も設けています。年度は4月に始まり3月に終了する3学期制で、毎週土曜日、年間35日以上の授業を行っています。
組織的には、ミラノ裏千家文化協会を母体としており、参加するにあたっては、協会入会の義務があります。また、本校に関わる全員で地域に根差した在外教育施設として育てていく為に、保護者の皆さんにもご支援・ご協力をお願いしています。
補習授業校とは
(以下文部科学省 CLARINETより抜粋)
設置目的
補習授業校は
・現地校に通学する児童生徒が、【対象】
・再び日本国内の学校に編入した際にスムーズに適応でき
るよう、【目標】
・基幹教科の基礎的基本的知識・技能および日本の学校
文化を、【内容】
・日本語によって学習する【方法】
教育施設である。
補習授業校の特徴
・再び日本の学校で勉強する為(又は同じ様なレベル)の
学習と生活の基礎基本を身につける為には、【目的】
・全員の積極的な参加で授業が成り立つこと、家庭学習と
教室学習とが統合されて学習目標が達成される
こと【方法】の理解が必要である。
補習授業校における教室学習と家庭学習との関係
・補習授業校では、教室学習と家庭学習とが五分五分の
重要さをもっている。学習の進行に関わる、このことを
理解して臨むのが補習授業校の学習集団としての前提
条件である。
『家庭は第二の教室、保護者は第二の担任』
補習授業校における「学習指導要領」および「教科書」の
位置づけ
・学校における学力とは、「学習指導要領」に掲げられた
諸項目を指す。
・補習授業校の児童生徒(小学部・中学部)には、国内用の
教科書が無償給付される。それに伴い、目標とする国語
学力も「学習指導要領」に掲げられたものとなる。
・補習授業校の設置目的からして、児童生徒は再び国内の
学校に編入することを目指していることを前提としてい
るため、国内用教科書を用い、学習指導要領に掲げられ
た学力を目指すこととなる。
